『無限大ガール』を読んでみた
無限大ガール読みました!
●あらすじ
どんなことも器用にこなせる高校2年生のさなちゃん。
いろいろな部活から毎日毎日助っ人を頼まれる。派遣部員なのだ。
どの部活に行ってもそれなりの活躍をして無難にこなす。
だから一生懸命になるとか仲間とかそういうのには無縁。
そんなさなちゃんは演劇部から助っ人を頼まれる。
そこにいた脚本家の憧れの先輩、文化祭のステージ、
夢中になること、その瞬間にかける思い、
"学校"をぎゅっと詰めた一冊です。
●感想
主人公のさなちゃんはだれのなかにもいるんでは、もしくはいたのではないかなぁ、と思います。
目の前の彼氏しか見えなくなってしまう、
私ってなに?ってなる
彼に好かれたくて努力したけどほんとの自分かな
こんな私が青春してる!
文化祭まであと何日。早くきてほしいような、ほしくないような…
飲み始め数行で学校の空気が味わえます。
ぎゅっとにぎったらむぶれてしまいそうな
淡い思いがよみがえる一冊です。